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労働組合がダメダメなのはどこも一緒 [国際問題]

「なぜわれわれが犠牲を払わなければならない?」って不思議な感覚だ。
「われわれだけが」と言うのならわかるが、われわれは犠牲を払わないと言う事か。


「必要なのはイラク戦争より医療保険」
「米国車を買え」
「米国を築いたのはわれわれだ」
「(米国)車を殺すのは国を殺すことだ」
「銀行や経営トップが金を出せ」
会場前に集結した組合員が掲げたプラカードにはこう書かれていたそうだ。

これを見て、UAW(全米自動車労組)の能天気ぶりと愛国心を食い物にしている集団だと思わされる。
以前にも書いた様な気もするのだが、米国民がアメ車を愛するという気持ちを弄び、低レベルな車を高い値段で押し付けて来ていた事のツケが廻って来ているだけではないか。

皆さんの中にアメ車に乗りたいと思う人がどれだけいるだろうか。
もちろん、一部のディープなファンで拘って乗っている人は居る。
しかし、そんな理由を除けば他の国の車と比べてどうしてもアメ車と言う人は少ないのではなかろうか。
まぁ、一度くらいはとか台数が少なく目立ちたいからという人は居るかも知れないが。

高度成長期ならアメ車が売れないのは「日本のような細い道では車のサイズが合わない」とか「日本人の一般世帯では高級車を買えるほど資産がない」とか言う理由を並べていた。
現代日本であれば、道も整備され中流階級も増え外国車も増えていながらアメ車だけが買われない。
いや買いたい車には挙らない。
私だって、誰かに買ってもらえるとしても遠慮するだろう。

ハッキリ言って、そんな車しか無い。
燃費悪い、乗り心地が良いわけでも無い、いかにも大量生産で作りが粗い、などなど上げれば切りがない。
こんなことは昔から言われていたことだが、なんら改める事も無かった。
米国民の「自国の車を」という思いだけが売れる理由でもあったのだろう。
さすがにこの不況下では米国民だってちょっと生活を見直すようになり、まず弾かれる対象となってしまったと言うことだ。

実は、この状況というのは数年前からに端緒があった。
ビッグ3は、シェア争いから販売競争をして相当のダンピングを行なっていた。
そして、レンタカー会社への販売拡張(押し売り)という禁断の果実に手を出した。
その結果が、期限切れのレンタカーが中古車市場に大量流出し、今になってツケとして現れた。
もちろん、これだけが理由ではないが徐々に体力を食い潰していった。

もう放っておけば良いのだ。
無理して支援して米国自体を潰す事は無い。
自ら滅びて行く事を待っていれば良い。
それが米国経済を立ち直らせることとなろう。

愛国心にすがる寄生虫は排除すべきだ。
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