So-net無料ブログ作成
検索選択

新エネルギーと領土問題 [環境・災害・健康]

政府は日本最南端の領土「沖ノ鳥島」で海洋温度差発電所の事業化に向けて本格的に検討を開始した。
この問題にはいくつか考えさせられることがある。

一つ目は、日本固有の領土である島をキチンと守りそして管理することは大変有意義なことだ。
東京都でも石原慎太郎知事の個人的な方針でもあるのだろうが色々と事業を計画しているようで、他国からとやかく言われないようにして行くことは大切だ。
この島のお陰でどれだけの利益が発生するのか未曾有の資源が眠っている。
これをきっかけに領土意識の高揚にもつなげていければ良いだろう。

二つ目は、ここでおこなわれる「海洋温度差発電」だ。聞き慣れない発電方法だろうが、簡単に言えばアンモニアのように沸点の低い液体を温度の高い海面で沸騰させてタービンを回し発電し、沸騰した液体は温度の低い海底からくみ上げた海水で冷やして液体に戻す。これの繰り返しで安価で簡単になにより巨大施設を作らずに発電できるという画期的な発電方法だ。温度差が20度ある沖ノ鳥島周辺は格好の場所なのだそうだ。
海水の温度にも意味がある。海水温が高くなって蒸発した水蒸気が雲を作り雨を降らせる。当然、高くなりすぎた気温や水温を下げる効果や資源としての水を作り出すと言う効果、気象だけでなく地球全体の循環の根幹なのだ。
その上、海洋深層水を使うことにを非常に危惧している。海洋深層水があるのはそれなりに意味があって存在するのだ。その意味は各自で調べていただくとして、本来人間が手に入れることのできないはずのような深海の海水をくみ上げることは環境破壊につながることは自明の理である。

ぜひ環境を守りながら沖ノ鳥島を保全して欲しいと願う。

沖ノ鳥島

よくわかる海洋深層水―注目度抜群!食品開発から水産業、海洋温度差発電まで

よくわかる海洋深層水―注目度抜群!食品開発から水産業、海洋温度差発電まで

  • 作者: 高橋 正征, 吉田 秀樹
  • 出版社/メーカー: コスモトゥーワン
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


日本の領土

日本の領土

  • 作者: 芹田 健太郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 2

クロロ

以前NHKで見ましたが、海洋深層水は何千年だかをかけて、
ゆっくり地球を回っているそうですね
地球規模では針の先ほどの出来事かもしれませんが、
少しでも「穴があく」ようなことであれば、
どんな大きなボールでもやがては しぼんでしまいます
後世への“ツケ”にならなければいいのですが…
by クロロ (2006-01-26 10:41) 

南雲しのぶ

クロロさん、コメントありがとう。
確か2千年くらいが一循環になるみたいですね。今回使われるのはこれではなく水深200メートル以下の条件をクリアしただけのものみたいです。
いずれにしても熱交換が行われるわけですから、当然に某かの影響が出るのが必然でしょう。
蟻の一穴ではありませんが、沢山ある時には気づかないけど少なくなったり影響が出たりして初めて気づくというのだけは避けたいものです。
by 南雲しのぶ (2006-01-26 21:52) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
ブログを作る(無料) powered by So-netブログ